株式会社プレイスが「ちいさな会社」専門のコンサルティング会社を掲げている理由には、代表自身の原体験や考え方が深く関わっています。
幼少期から「ちいさな会社」を身近に感じてきた経験
実家が生徒100名規模で3か所の個人塾を経営していたことから、幼い頃より「ちいさな会社」の現場を見て育ちました。生徒集めのチラシ作成を手伝ったり、お便りプリントのコピーや事務作業を手伝ったりと、小規模事業における日々の営みの重要性を自然と学んできました。
大学時代の税理士事務所でのアルバイト経験
大学生の時、お金の流れを通じて暮らしや事業の全貌を知ることが面白く、一時期税理士を志望していました。その際に出会った「小さな会社の総務労務経理」という本がきっかけで、会社全体の運営や仕組みに対する興味が一気に広がり、俯瞰的な視点から組織を支える方法を考えるようになりました。
コンサルティング会社での経験
大学卒業後、コンサルティング会社に入社。新入社員として関わった大手航空会社の内部統制プロジェクトでは、本社業務に関わるすべての部署を1年半かけてヒアリングし、業務内容を文書化、リスクを洗い出す仕事に従事しました。総務、経理、人事、購買など、経営の根幹を支える部署を横断的に理解する中で、部署間の因果関係の面白さを強く感じました。
「ちいさな会社」に特化する理由
こうした経験を通して、私は特定の部署に特化して業務を最適化するよりも、組織全体を把握した上で最善の解決策を考えることに価値を見出しました。
しかし、規模の大きな会社ではその全貌を把握することが難しく、スピード感や柔軟性を求める私自身の性格とも合わないと感じました。
そのため、5人前後の「ちいさな会社」に深く関わり、業務を理解した上で経営や業務改善を支援したいと考えています。「ちいさな会社」だからこそ、経営者の想いを直接感じ取り、組織全体を支える実感を得ることができる。それが私たちがこの分野に特化している理由です。
まとめ
「ちいさな会社」は、事業規模の小ささゆえに組織全体を俯瞰しやすく、迅速な変革や新しい挑戦が可能です。
私たちはその強みを活かし、経営者と共に全体最適を目指しながら、持続可能な成長を支援することを使命としています。